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執筆者の写真Masako Takashima

エルダーフラワーコーディアル/手作り/レシピ/作り方

更新日:2020年7月2日

やった!友人宅からエルダーフラワーを取らせてもらえることに!!!

初めてのコーディアル作りだよ..


レシピを調べていると、オランダ在住の日本人の方のブログにたどり着いた。とても素敵で、

「あ~何度も作ればこんな風に塩梅(あんばい)が分かるようになるのか~」と、目をハートマークにしながら読んでいた・・・・。まさか、後日、繋がる事になるとはこの時は全く知らなかったのだ.。自然大好きは、国境を超えるんだね、やっぱり。


エルダーフラワーは、ドライのハーブでも売っているし、エルダーのベリーもハーブとして存在している。北欧の方では山に自生しているみたい。この季節になると皆山に摘みに行くらしいですよ。

家々のレシピがあって、大量にまとめてつくるのだとか・・・。いいなぁ。


風邪の諸症状に使えて「鼻水、喉の浄化」に使ったり、利尿作用もあるとの事。

日本でも、梅エキスとか、カリンエキスとか、その家々の味の保存食がたくさんあるよね~。

国は違えど、その土地土地の、風邪対策、虫刺され対策、痛み対策が必ずあるのはとても面白い。


↑これで、花の正味が50gくらい。これは摘んだ直後ね。房の状態。

ザルは、100均の一番大きな竹の平ザルね。


ここから、花を指でしごいて茎から外します。勝手にポロポロ落ちるものもあります。

フォークで外すという人もいるし、ハサミで小さい房にする人もいるみたい。

◇材料(出来上がり1.5ℓくらい)

エルダーフラワー生 約50g(平ざるいっぱいくらい)

ビートグラニュー糖 1Kg

水 1ℓ

レモン 2コ

※クエン酸を加えるレシピが多く見られますが、

作り方を見ると花やレモンは加熱しないので保存の為にクエン酸を加えていると思います。

私は、クエン酸を入れずに作りました。


瓶は煮沸消毒して、パストリーゼでも消毒しましたが、北欧の空気と、日本の空気、全然違うじゃない?果たしてカビが発生しないかどうか不安なので私は、夏の終わりまで持てばいいかな?と、言う量で作ろうと思います。


◇あると便利な道具(作る前には道具は消毒しました)

じょうご(大)(保存瓶に熱々の砂糖水を鍋から入れる時に便利)

トング(花を瓶に入れる時に便利)

ゴムベラ(ボールにくっついた花を落としたり、瓶の中に花を押し込むのに便利)

ピーラー(レモンの表面の皮をむくのに便利)

◇作り方

-準備-

・花を、さっと洗ってザルに。

(水に浸けっぱなしにしない。)

・茎から花をはずしてボールに入れる

(花を振るだけで落ちるものもあるし、しっかり付いているのは指でまとめてしごき落とす)

・保存瓶、ボール、へら、じょうご、作業台をパストリーゼや除菌シートで、拭いて置く。

余談・・・

生のエルダーフラワーの花だけを使います。

この花や花粉に、酵母菌があるのだとか。

だから水に浸けっぱなしにしないの。

洗ったら、水気も素早くシャッシャ!って切る。

レシピによっては、洗わない事を勧めていました。(さすがに私はそれは無理・・・)

ちなみに、つぼみは茎から離れません。そして花が終わった後の青い実は毒性があるので使わない。

ただし、色づいた実は、エルダーベリーとして使えるようになります。

茎はシロップに苦味が出るとか。。。大丈夫とも言われているのでどっちでもいいのかな。

でも私は、茎はいれなかった。

-さて、作ろう-

① 鍋に水を入れ砂糖を溶かす。

スゴイ砂糖の量にびっくりして、一瞬不安になりますが、溶かします。

砂糖は、私は今回水神市場さんで購入した「てんさい糖(ビート)のグラニュー糖」を使いました。

初めて作るので、


-沸かしている間に-

②レモンです。皮をピーラーで薄~くむく。表面だけ。それを花のボールへ入れる。

レモン汁を絞り、残りは、1センチくらいに輪切りに切っておく。種も気にせず入れる。後で濾すから大丈夫。(レモンは皮を剥かずにただ、薄切りして入れる説もあり。私は剥いて入れる方が、絶対良いハズと思うので入れたよ。表面をすりおろすのもアリだと思う。)


ピーラー使うとさ、表面の黄色い所だけ上手に削れるのね。お菓子作りの時に役に立ちそうです。

この時点で、皮から精油分が空中拡散🌸 もう~いい匂いです。作業が楽しい。


↑瀬戸内は柑橘で有名だけあって、レモンがたくさん採れます。

これは大変幸せな事です。千葉で育った私には信じられない幸せな事なのです。

右のレモン、この大きさで3個で100円でゲットしました。

運が良いと、友人宅の庭からおすそ分けが来ます。「実りすぎ・・・使って」って、神です。

③じょうごを使って、熱々の砂糖水を保存瓶に入れる。

(火傷には注意してね。めっちゃ熱い。シンクの中に保存瓶入れてやるとこぼれた時の掃除が楽よ。)


④保存瓶にトングで、花&レモンの皮を入れる。ボールにへばりつた花は、ゴムベラでまとめて入れる。


③レモンのしぼり汁、搾りかすの薄切も入れる。

(カスって言い方はアカンかな)

↑これは、花50g/水1ℓ・砂糖1㌔/レモンのレシピを・4ℓの保存瓶に入れた様子。

少ないので、湯気が瓶に付着したのが気になってしまいます~。



↑これは、2回目に作った様子。約倍量(花130g/水2ℓ・砂糖2㌔/レモン大4コ)

 もう、ギリギリパンパンです。幸せで、ずっと見ていられます。


④ヘラで、砂糖水の中に花とレモンを押し込む。

 (砂糖水がまだ熱いから、火傷に気を付けて。レシピによっては、砂糖水を冷まして入れるんだけど、砂糖がカピカピになってくるのよ。扱いにくいのよ。だから熱いのでいきます。)


⑤保存瓶のふたは、中が冷めるまで開けておく。(湯気が付いて水が入るからね)。代わりにキッチンペーパーなどを置いてホコリ防止。

-ふぅ-

とりあえずこれで本日の作業は終了。

キッチンは、小花が落ちてたり、砂糖でペタペタです。

台所スポンジや布きんで、しっかりふき取って下さい。アリさんが来ます。

お湯を使ってふき取るとふき取りやすいかもしれません

濃いシロップなので、ふき取れたようでも、残っているとザラザラします。アリが来ます。

高嶋は、アリが嫌いなんです。

⑥24時間~数日放置

これも諸説あって、最低でも24時間は放置がいいんだろうな、と思う。

これね、放置すると発泡するそうなんですよ。

でも、それは冷ました砂糖水を使うらしいんだ。

冷蔵庫には入らない大きさの保存瓶だし、もしもカビたらツラいので、これは諦める。

私は24時間ちょっと放置で濾しました。


⑦濾す。(私は写真奥の、取っ手付きのザルで濾して、その後、目の細かい茶こしで2度濾しました。

  ガーゼが無いのと、キッチンペーパー・・・菌・・・あ、いやキッチンペーパーって書いてあるのあるからいいんだけどね、私はザルをパストリーゼして少し置いてから濾したよ。)



⑧小分けして、冷蔵庫で保存

完成!!

↑100mlと200mlの小瓶に小分け。

お世話になっている、ハーブの方、お友達におすそ分けしました。

もちろん、サロンのお客様(手作りが嫌いな方は、いらっしゃらないので)、講座の生徒様にもお出しします。



 

◇飲み方

20ccくらいを4~5倍に薄めます。

氷もたくさん入れて、炭酸が美味しいと思います。

\高嶋のおススメ/

シャンパン風です!

分量は目安!好きなように薄めて下さい。

コーディアル 20cc

炭酸(ゲロルシュタイナーおススメ) 60cc

白ワイン40~60覚めるcc

氷はたっぷりめで。


どうしてもシャンパン風が飲みたくて、

白ワインと炭酸で割った上記のレシピが出来ました~




 

時間があると、畑に行ってみたり、ドライブしたり

こんな季節の手仕事をしています。


本業は、自宅サロンでアロマセラピストをしています。

お客様が、自分の真ん中に戻れますように・・・と、

ゆっくりペースで1日お1人様でお迎えしております。


講座では、受講者さまの「これを何に使おうとしているのか」のお気持ちに添える様に

マンツーマンで授業をしております。


ゆっくりでもいいから、丁寧に、コツコツと。

人と比べずに、目の前のお客様に向きあう。自分に向きあう。

間違えたな、違和感感じるなと思ったら、少し修正して、また一歩ずつ。


振り返ると結局一番の近道だったのかもしれない。

そう思います。



Aromatico~アロマティコ~

プライベートアロマサロン

四国/高松/屋島

季節のおやつと共に

お客様をお待ちしております

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