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執筆者の写真Masako Takashima

北海道セミナーの行程と計画

更新日:2022年12月12日



きっかけの前のデータの蓄積は大事

旅にはきっかけがあるよね

  • SNSで見た○○映えの景色

  • テレビで紹介されたレストラン

  • 雑誌の特集 

  • 人からの聞いた話し 等々

それらが、バラバラのパズルのピースの様な感じで、潜在意識の中に溜まっていき、ある日ふと「あ、行きたい」って思った時に、ピタッと来る場所が突如頭から溢れてくる。パズルのピースがピタピタっと繋って「きっといい旅になる、あとは行くだけ」の状態が起きる。


今回のきっかけ

2021年10月行った1週間のワーケーション実証で滞在した秋の富良野に感動がきっかけ。ぜひ夏の富良野も行きたい(身を置いてみたい)と思った。それを言葉に出したら、フランスにいる智美さんもぜひ私も!と言い出した。


せっかくならさ、ライブ配信でもする?ってなり、セミナーにする?ってなり、あれよあれよと”仕事+旅”が決まった。


今考えれば、智美さんもなかなかスゴイし、その時点で「絶対出来る!」って思った自分もスゴイ(笑)コロナとか、入国審査とかも、何の理由もないけど大丈夫だと思った。疑わなかったし、ダメだったら、一人で行ってインスタライブでもして伝えればいい、どうにかなるって思ったよ。思い込み先行で、でも完全な準備を目指して働いた。


結局オンライン講座最終74人参加。伝えたい事のメインはラベンダー。でも旭川と言えば・・・、素敵なオーナーさんが運営しているハーブファームもあるし・・・・、富良野市には知り合いの農家さんも有るしで、行きたい場所がどんどん増えた。


(旅に出る時に、行けるかどうかは別として、行ってみたい場所の案を出す。そしてGoogleMapに旗を立てていく。それは旅の計画が有ろうがなかろうが、日常的におこなっておく。)


皆く聞かれること「どうやってこんな計画するの?」

何も予定が無いうちに旅のピースを常に増やして置く。そしてきっかけが有ったら繋げていく。一番大事なのは手配のスピード。飛行機、ホテル、レンタカーはとにかく早めに手配する。残り物の中から選ぶのはイヤ。オンシーズンだからそんなに安くならないだろう事は想像していたので、とっとと手配する。


今回の経過は、一度下見に行ったからこそ、出来きた計画。旅に出れば必ず「行きたかったけど行けなかったところ」が出来る。そして「次も必ず来たい」場所も出来る。今回は前回の旅を踏まえて、練った。

↑秋に行った、紅葉のファーム富田。感動して、夏に来て見てみたいって思った。


事前の準備

■計画=目的(テーマ)を決めて置く

  • 今回の一番の目的はセミナー。参加人数は74人。

  • 北海道のハーブ農家さん(リアンの石田さん)に会う事と、山部地区の吉中農園の吉中さんに会う。ファーム富田に行く。

  • 1日の中で朝晩1~2時間はきちんとパソコン仕事の時間をちゃんと取る。(安心して遊ぶため)

  • その他はハーブ園を回る。観光地を回る。道の駅による。おいしいものを食べる。北海道のいいものを見つける。

人に会う時のアポイントのポイント

なるべく詳しく連絡する。ただ「行きたいです。」だけじゃダメ。(個人的意見)

  • いつの何時くらいに

  • どんなメンバーが何人で

  • 交通手段はレンタカーで

  • 何の目的で

  • 滞在時間の目安

  • 聞きたい事、見たいもの、して欲しい事

をお伝えします。それ以外にも

  • 食事の心配をしないで欲しい事。(微妙な時間に行く時には特に)

  • 忙しければ断ってください

も伝えます。

その人に時間取って欲しいと真面目に伝える時、これはとても大事な事。コチラの都合に合わせて欲しい時には特に。もし相手に合わせる時でも「〇時から〇時の間で」とかなるべく具体的に伝えます。


忙しい相手に、一目瞭然で分かりつつも、失礼が無いように、心を込めた最小の言葉で伝える様に、何度も何度も書き直します。どうか、私の「会いたい想いが伝わる様に」と。


「高松行きたいんだけどいい?」と連絡くれる人、嬉しいんだけど、実は困るのが以下の事。これを言ってもらえるとすごく楽なんだよ。だから自分が誰かに会いたいって伝える時も、これを先に伝えておくの。


〇日に行こうと思うのですが会えますか?と来て「会えますよ」と、その後の連絡が無いと「?」ってなる。どういう会い方を考えているんだろう。1日空けたらいいのか、ご飯食べるだけなのか、観光出来るのか、そこまで考えなくていいよ!って言われても、来たのなら楽しんで行ってほしい。


  • すこしくらい引き止めていいものか、悪いものか

  • 食事を誘って良いものか、悪いものか

  • 場合によっては遅れるのか、オンタイムで来るか

  • 天候によって予定の変更があるかないか

  • 交通手段によっては、迎えに行けば楽なのか

  • 駐車場を準備したほうがいいのか

  • お連れ様がいるのかどうか

リアンさんの時にも、少ないやりとりで済むように、考えて考えてメールした。これはまた別のブログで書くね。



行程表の作成(word)
  • 飛行機

  • ホテル

  • レンタカー

  • レストランの予約

  • 観光の予約

複数人数で動く時、これを作成することを勧めます。時間と金額、人数の把握。そして共有。後で変更する時も楽。誰か合流したいと言われた時も表を添付すれば説明が楽。割り勘の目安とかも付きやすい。キャンセルのリスクも考えやすい。行きたい場所などの細かい事は、後回し。


(今回、智美さん以外にも、同行希望の問い合わせがあったので作成した。)


メンバー

今回の場合・・・

  • 基本のメンバーは3人。

  • 最終的に現地集合メンバーは5人だった。フランス、神戸、大阪、旭川、そして高松。

  • その他に「合流したい」「どこかで一緒にご飯食べられないか」「行程を知りたい」などの問い合わせあり。この対応とやりとりは結構な時間を取られる。(だから行程表が必要)

メンバーは大事。宿泊やレンタカー、割り勘の金額やレストランの手配に関係してくる。メンバーを見てから「私も行きたい」と言う人もいる。安く行けそうだから行きたい、車の運転手が居るから行きたい、そういう人もいる。うん、いいんだけどね、そうなんだけどね、上手く言えないんだけど、時々「もやっ」とする人がいるんだよね~


(そういう人は、メンバーや割り勘金額によるキャンセルの確立も高いので、自己手配してもらう。そういう人の為に時間は割きたくない)


絶対に参加するという人と「もしかしたらキャンセルするかも」の人を分ける。
  • 今回自分入れて宿泊の3人は絶対に参加のメンバー。この人たちは急なキャンセルになっても、料金の請求が出来る。または、代わりを探せる。安心して計画に入れられるメンバー

  • 今回は現地で合流した方も”初めまして”だったけれど、計画の時から「会いたい」って思える方。安心の方でした。(上から目線の言い方ですみません)

  • 「もしかしたらキャンセルするかも」の可能性がある人は、基本全て自己手配してもらう。「一緒に混ぜて」と言うならキャンセルの時の料金の負担をお願いすることを伝えて置く。(だいたいそういう人は結局入ってこない。自分で手配が出来ないから。)

とにかく、「判断遅い人」は置いていく。返事が決められない時は「〇日に連絡する」とすぐに伝える事。こちらは良いものをと思って、事前にたくさんの時間をかけて調べたり、早めに手配したり、しているわけ。その時間は、日常をマッハで過ごして必死に作った空き時間で調べて手配したもの。


途中でポンときて、お客様みたいな顔でチンマリと居るのはダメだよね。

 

今回は夏のオンシーズン。ホテルもAirも、そんなに下がらない。その中でも、一花はコスパがとてもいいホテルと秋に思っていたので、早めに手配した。それでも2月くらいには泊まりたい部屋は結構埋まって来ていたので、キャンセルはいつまで?と確認して早めに手配した。これ本当に大事。

お金

飛行機

  • 高松-東京 サンライズ瀬戸(夜行22,540円・個室シングル)※想定外の出来事により利用

  • 羽田-旭川(エアドゥ)22,570円(AIRDOスペシャル55)

  • 旭川-羽田(エアドゥ)21,370円(AIRDOスペシャル75)

  • 羽田-高松(ANA)9,970円( スーパーバリュー)

  • 上記合計は76,450円

※旭川まではオフシーズンだと、飛行機代1万ちょいで行けるよ。オンシーズンは、値下げがほぼ無い。


  • 2泊(キッチン付き、朝食付き、夕食代別)

  • 98,364円÷3人=32,788円

※前回1人でダブルに泊まった。今回は3人だし、仕事もあるのでキッチン付きが良いと思った。ダブルの部屋ももちろんいい。ちなみに、洗濯機は無料。乾燥器は有料。ここはコスパ最高だと思う。前回は目的別にいくつかホテルを変えて泊まったり、見学させてもらったので、今回は「一花がいい」と明確な理由を持って選ぶことが出来た。


  • 3泊(ツイン)

  • Hafhで手配の為、料金発生無し。

  • 朝食1回だけ別払いで付けた。豪華で美味しい。

  • 温泉があるのでいい。

  • コインランドリーも助かる

  • 駅に近い。空港までバスがある。

  • メンバーの都合に合わせた、アレンジがしやすかった。

  • ラウンジがいい(フリードリンク、パソコン環境等)


レンタカー代

  • 4日間

  • ニッポンレンタカー(保険、免責等、全部付ける)みんなの荷物が多いだろうと思い、ステーションワゴン借りる

  • 42,680円÷4人=10,670円(ガソリン代別途必要)

  • 運転代、ガソリン代、諸々手配代等を考えて、今回は同乗の3人が私の分も負担してくれた。ホンマにありがとう。次はぜひ、割り勘してください。

食事

  • 2日目の夜ご飯のコース料理のみ手配6,600円(一人)日にちや時間、人数など、二転三転して連絡を何度か取った。一花さんはいつも親切に対応してくださって感謝しかない。本当に一花は、お人が素敵。

  • OMO旭川では、朝食1回つけた。種類も多くて美味しかった。

  • 夜ご飯は、富良野くまげら、旭川harete、旭川イオンで買って帰る、等。




飛行機とホテルで約12万円(レンタカー抜き)。


旭川OMO3泊はサブスクのHafhを使ったので、計算に入れていない。


レンタカーを何人で借りるか、オンシーズンオフシーズンでも変わる。お土産でも食事でも合計金額が変わる。レンタカーを一人で借りて、旭川OMOも料金払っていれば約20万円くらいかと思う。


旅は、お金をかければいい旅になるわけでは無い。私の場合、出会う人、景色、経験。その為にお金がかかってしまう事がある。(車でなければ行けない場所、景色。安全)


これはそれぞれの価値観。だから価値観がある程度一緒でないと、誰かと行くのはしんどい。

 

日程

■1日目

  • 飛行機:高松13:35-羽田14:55

  • 宿泊:THREE大井町(宿泊とライブ配信)

※貸し会議室からのライブ配信を考えたが、高嶋のホテルと兼用に出来る場所を見つけた。


■2日目

  • 大井町ー羽田空港(リムジンバスが便利)

  • 飛行機:羽田11:15-旭川12:50

  • 全員集合:13:00ごろ旭川空港内ニッポンレンタカーカウンター前

※レンタカーは空港から、マイクロバスで移動。(オンシーズンの為、早くに空港のレンタカーカウンター行くのを勧める。受付順に案内。)

  • 14:00リアンファーム(事前に、詳細のやり取りアリ。)

  • 17:40ホテル一花着

  • 18:00-19:00ライブ配信。その後アーカイブ配信作業

  • 20:00くまげら(オンシーズンの為、予約不可。行った順に案内)


■3日目

  • 8:00朝食

  • ファーム富田 青の池 他

  • 15:45ワイナリーツアー(無料)

  • 18:00~19:00ライブ配信とアーカイブ作業

  • 19:45夕ご飯開始

※ワイナリーツアーは宿泊者のみ参加可能。


■4日目

  • 8:00朝食

  • 11:00一花チェックアウト

  • 11:30~13:00吉中農園(一花-農園 20分)連絡済。

  • 吉中農園さんの広大な農地を見学観光しながら、遅めのお昼をどこかで食べながら旭川

  • 農園-OMO旭川 1時間30分

  • 夕方OMOチェックイン

・パッチワークの丘 ・Café ・色々観光

  • 夜ご飯は旭川OMOの近く旭川ハレテ→誰か来られるならどうぞ。が可能。ご飯屋さんが色々あって選ぶのも楽しい。


■5日目

  • みんなそれぞれ過ごす

  • 1人は早朝から旭川動物園ーホテルへ戻るーランチー新千歳空港。

  • 3人は、朝ゆっくり過ごして牧場ー道の駅ーランチー旭川空港ーバスでホテルもどる

  • この日にレンタカーは返却。バスで旭川駅に戻る。

※バラバラ行動していたが、お昼は4人合流。そして再び解散。


■6日目

  • チェックアウト11:00

  • ホテル→空港(リムジンバスあり)

  • 旭川13:25-羽田15:10

  • 羽田-高松

※本来は高松に帰る予定だった。父が旅の1週間前に亡くなり、葬儀だった。北海道から戻った後、自宅に帰らず、実家へ行く。

 

【その他】

①Hafh:積み立てだと思って続けるべし。絶対に得。オンオフ、休日料金関係ないので結局安いと思う。自分では思いつかない宿が見つかる。宿を決めてから旅をするのも楽しい。紹介システムがあるので、興味ある人は声かけてください。


➁一休:ダイヤモンド会員の為、時々得な事が起きる。親子旅、家族旅はなるべくこれで手配する。Hafhに無い宿も一休で取る。その次の候補としてじゃらん、楽天、等。


③LCC:値段が安くても、荷物の重さが危険な時は使わない。結局同じになる(ジェットスター等)。基本はANA。早く予約すれば安い。(高松ー羽田1万弱)国際線は、LCC使ったことが無いので不明。


④空港:神戸空港は便利だと思う。あとは羽田乗り換えがいい。羽田からはどこでも行ける(今後は関空、伊丹も使ってみたい。車で行ってそこから飛行機って楽そう。)


⑤新幹線:時間が正確。パフォーマンスがいい。


⑥高速バス:場合により使う。細かい予定がない時や、のんびり旅でいい時。ただし、混んでいそうであればやめる。


 

他にも、コツはたくさん。一番のコツは

 時間の余裕、余白をたくさん持っておく

その他に

  • 行きたい場所は、予定もない日々の中でGoogleMapに保存しておく

  • 時間に縛られる予定を立てない

  • 天候によってアレンジ可能にしておく


長い文章になってしまいましたが、こうして北海道の旅は出来上がりました。全行程楽しく、美味しく、感動でいっぱいでした。


時間ギリギリで始めた北海道初日のライブ配信。

ワインの試飲が12杯の後の北海道2日目のライブ配信

初日北海道到着直後に行ったリアンファームさんで、野生が全開した自分。


北海道は、これからも何度も行きます。

このブログが役に立つかどうかは分かりませぬが、少しでも誰かの参考になれば幸いです。

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