勉強しに行きました。沖縄へ。
2月にトリートメントのスクールに2週間。マンツーマン、寮ぐらし。行程はコチラ。
18日間主婦が留守にすると騒ぎになるのか
自分の親とか、その辺の人に言えば「え?(ネガティブ系の)」って言われる。だからみんな行かないんだと思うんだけど。でも耳にさえ入らなければ騒ぎは起きていないのと同じ。要は家族さえOKならいいんだってば。家族が反対したら・・・いや行くけど(それを知っているから誰も反対しない)。
私もまた家族のチャレンジには反対せず、応援するし、手伝えることがあるか?と聞く。自分には思いもつかない事を思いつく家族を「すげ~~」っと思う。これ、価値観の認め合いというか、普段の関係性がとても大事なんだろうなぁ。私はチャレンジがどれだけ今後に役に立つか知っているから反対はしない。むしろ喜ぶ。(紛争地に行くとか、高いビルからパラシュートで飛び降りるとか言われたら?とかそういう事じゃない。つまり命に係わることじゃなければほぼ反対する理由なんて何もないってことだよ)
つまり騒ぎにするのか、しないのかの違いは「価値観」の差。これって学校に行く行かない、辞める辞めないもそうだよね。
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また、「羨ましい」からそう言う人もあるだろう。妬み嫉(そね)みの気持ちを「あの人は悪い事(=少数派)のことしているよね」と、他人と共有することで「羨ましい」というのをかき消すことをしている。または、私に「有り得ない」と直接否定して私が不安そうな、心地悪そうな表情になることで優越感を得るとか・・・いるんだよね。まぁ、どうでもいいんだけど。
自分がいないと、ストップするもの(ウチの場合)
人から見てどう思われるかなんてことはさておき、家を空ける事でちょっと心配なのは、ウチの場合で説明するとね・・・・
<家事の全般ストップ>
今回夫にお願いしたいのは、ごみ捨て、洗濯、掃除、植木の水やり。このくらい。そして、どれも忘れられても腹は立たない。・・・・植木だけ目をかけてくれたら有難いくらい。夫もできるだけ埃を立てず、ごみを出さない工夫をするのがかわいい(笑) (いやそれでも埃って、立つんだけどね。)
「やれたらやってください」とごみの日程、洗濯機にボタンの順序のマークと洗剤の量、を書いて貼っておく。もうね小学生のお手伝いレベルです(笑)
彼の場合ご飯炊いて(これは出来る)、コンビニでおかずを買って、カップスープを買ってご飯にしていた。
完全分業制である我が家。(少数派かもしれない)。「ワンオペ」とは、お互い思っていない。「それぞれの得意分野を活かし、パフォーマンスが良く、気分よく日々が送れる生活」を心がけている。
「何にもしてくれない」とか「私ばっかり」とかそんな気持ちがもし発生するのであれば、話し合う。もちろん言い出す時は勇気が要る。伝え方も、ちゃんと考えて伝えるようにする。そうすることで、「ここまでいうからには色々考えて伝えてきたのだろう」と思える。
私は、「やらされている」と思う時は、本当の不満は何なのか?を確認するようにしている。
不満のほとんどは、目先で起きたことが原因じゃないんだわ。
思いもよらない家族の行動に、右往左往するのはあたりまえだけど、他人軸を利用して「良い、悪い」の答えを出す人は嫌い。自分軸の短さを自覚せずに上からモノを言う人も嫌い。
(目先で起きた事だけが原因でイラつく場合)
「お前の担当だろ。それはどうするんだ?」などという人がいたら、聞きたい。担当が担当の仕事を出来ない場合、お前にそれを微調整出来る能力は無いのか、長期的に無理そうなら別案を。短期的ならヘルプを。いろいろ寄り添って考える事はできないのか?と。
責めることしか出来ない人は、経験値が無いんだなと私は思うのね。怒らず自分が思いもつかない提案が出来る人は尊敬する。すげ~~~って。
そして私は、出来ない事がたくさんあるし、人に偉そうに言えるほど、稼ぎもない。家事は得意ではないけどそこそこできるかも。頭も良くなければ、スピーディーでもない。だから、早めになんでも取り掛かる。そうしないとみんなと一緒にならない。つまり人から見て「高嶋さんて、何でもパパぱっぱってやるよね」っていうのは、私が泣きながら試行錯誤した結果。早めに始める。準備をしておく。それだけなんだよ。
(目先が原因でなく、一緒にやっていくことが出来ないと判断場合)
一緒の仕事をしない。うちら夫婦の完全分業制はココから来る。
夫がそれを「そろそろ買い物して帰らなきゃ」「今日のごみ捨て」が、好きならやればいいが、そんなことより「本日の仕事」にスイッチ入れ、「自分のいい時に休んで」「また働こう」と、自分のペースで機嫌よく過ごしてくれるのが一番いい。ものすごいパフォーマンスをする。私もそう。
中途半端に分担して、中途半端に仕事して、どっちも半端な結果を出すより、収入の額が増え、家もきれいなり、ご飯も美味しいものが食べられる。
夫が一人でいる事は可哀そうなのか
可哀そうと決めるのは誰か→世間(夫は何も思っていない)
嫁なのに、主婦なのに・・・と言うのは誰?→世間(聞こえなければ誰も思っていないのと同じ)
申し訳ないと思う自分の気持ちがあるなら、それを「有難い」に置き換えて違うカタチで返せばいい。申し訳ないから行かないのは、行動しない為の言い訳だ。
反対する一番の問題は、「お金」だと思う。何にお金を使うかの価値観。これ、子供のおねだりがそう。
ウチの場合、それが無い。私が何を好きか、どうしたいのかを知っている。私も主人が何を好きか知っている。合わない時は話し合う。どうしたら、2人とも幸せになれるのか。喧嘩している場合ではない。ちゃんと話をする。
性格も違うし、価値観も違うかもしれない。でも、だから、「こんなものを選ぶんだ」と楽しめる。話が面白い。学ぶことが多い。そして相手の好きなものを、知っていてそれを認めることが出来る。
お互いを巻き添えにせず、共有することは共有して、一人で楽しんで貰う時は放置する。お互いをよく知っていればそれが出来る。結婚30年はそういう意味がある。
突然ですが、嫁が先に死んだら、夫はどうなるか。
ウチの場合はきっと、家が汚れる。食生活が乱れる。これだけ。では、そのために家事を教えないのか?と言われたら素直に「うん、そうなんですよ、今のウチの課題です」です。
最低限の掃除が出来るようにしておかねばならないと思う。いやもう、最低限は出来てるか?というか、最低限て、誰の基準よ?
お風呂のカビ取りや石鹸カスのとりかた。
台所のピカピカの保ち方(油跳ねはすぐに拭く、布巾の漂白方法など)
トイレの便器は、中だけササっとじゃなくて接合部もちゃんと拭く
掃除機を掛ける時はゴミ箱もどかして掛ける
全部、その「やりどき」の目安って人それぞれよね。私は、場所に応じてだけど毎日~1週間。
でもさ、上のマル4個にしても、定期的にダスキンのリーメイドで対応できるよね。つまり、お金さえあれば彼は今まで通り生きられるわけだ。
彼が家を磨くという事が好きになったら教えよう。好きにならなければ単純な作業として行えるように、洗濯機に番号を振ったようにに、カレンダーにゴミ出しの日を書いた様に、付箋をそれぞれの場所に張り付けておこうと思う。
一人になったらどうなるか?の体験をしておく。いつかどちらかは一人になるのだから。
お互い何らかの理由で居なくなって、一人になったら、こういうことが何日も続くんだよ。を、早めに知るのは良い事だと思う。自分が居るのはありがたいでしょ?とか、そんなことじゃない。心の事も含めて、お金の事、毎日の暮らしのこと・・・・
何が困るかをはっきりさせる
今のうちに対策する、覚悟する
をする機会を作った方が良いと思う。
主婦も24時間とはどんなものか?を知る機会を
みんな平等にある24時間。だけど主婦は家族の予定で1日進むでしょ?家族は皆自分の好き勝手で動いるのに・・・私ってば、皆の犠牲になって・・・とか思う人はひとまず絶対自分の事しかしない24時間を過ごしてみて。
どう過ごす?仮に数時間あっても最後は家族のせいにして、「やっぱり家族のご飯が気になる」「ああ明日からは・・」と思う?そして、そのせいでその数時間も楽しめない?家族は悪くない。結局は自分なんだよね。
そうやって時間を意識すると、1日のウチ、ちょっとの時間で意外と色々出来る事がある事を知るんだ。それが出来ない人に「いつか」は一生来ない。いつか時間が出来たらやりたいことは、実は今日の今の30分から始められるのを気付いて欲しい。
<私がやりたい事>(カッコの中は、そのために隙間時間でやっていること)
読みたかった本を読む(必ず本を持ち歩く)
行きたかったところに行く(その為の下調べをする)
見たかったものを見る(美術館、博物館の予定を調べる)
自然の中に身を置く(頭の鎮静、心の鎮静。窓を開けて目を閉じるでもいいから身を置く)
やりたかった勉強をする(本を開く、調べる)
苦しむこと、悩むこと、頑張ること、Maxクタクタになること・・・・、悪い事じゃないよ。Maxやるから、塩梅が分かる。そして、それがどれだけその後の人生を豊かにするか知っている人間になりたいんだ。ほんとみんな、もっと時間を意識すると良いと思う。
まとめ
18日間沖縄に勉強に行ったのか?留守にしたのかと驚かれるけど、要は「いきなり決めた」訳じゃないってこと。
家族との関係性
お金を無駄使いしない。でもこれは無駄使いして、初めて分かる。
時間を無駄使いしない。でもこれも無駄使いして分かる。
「いつか」のいつか、勝手には来ない。自分で引き寄せる。
これを、試行錯誤しながら毎日積み上げ来た。家族もみんなそういう家族。それは、30年の中で、間違えたり、ぶつかったり、傷つけあったり、許して貰いながらみんなで作り上げた。苦労したこともあったけど、振り返ればそれがあったら今がある。これみんなが良く言う言葉だけど。
傷つく事は怖くない。間違う事も怖くない。でも、これは痛みを経験した人しか見えないからね。「タダで起きない」というナニクソは結局自分で「やってみる」って今日から始めるしかないんだよ。
今日の30分、どうか何かいいものに触れてください。自分にとって、何がいいものかは、色んなものに触れないと分からないからね、日々目をこらして、五感が震える機会を見つけてくださいね。
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