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執筆者の写真Masako Takashima

ソイワックスのキャンドル沼に、はまる

更新日:2022年5月16日





今回はキャンドル沼にハマったよ

<もう材料集めから大変>

  • ワックスの種類:ソイワックスには、ソフトとハードがあって目的別に買うらしい。今回はソフト。ハードはモールドに入れるやつに使用するらしい。

  • 芯:機関紙には木の芯の写真が写っていたんだけど、これも色々種類があって、買う段階でてんやわんや。どれを買うのが正解なんだ??4種くらいあって、どれを買おうか?と。調べたら、その実験をしている人のサイトを発見。下手したら、火が芯につかない可能性がある事が判明。すごく悩んでSイズを購入。保険で紐の芯も購入。紐の芯も種類が色。太さ、ねじり方、色々。もう、この時点で面倒になってきた。

  • 色:顔料やクレヨンで色を付けるらしいんだけど、クレヨンは持っていない。カメヤマろうそくには色付け用のロウも売っていたので、もう、色々調べるのに疲れてそれを購入。

もう、この時点でへとへと。そして作れるのかドキドキ。早く作るところにたどり着きたい(;'∀')



↑材料さえそろえば、あとは簡単?


”エコクラフト”?

機関誌のテーマはエコクラフト。私の場合、瓶だけが空き瓶の再利用。あとは全部買った。これを、全部使い切ればエコ。でも、使わなければ、ごみになる可能性がある。


エコ、SDG'S、そもそも、エコって目標を持ってやるものなのか?とも思う。「無駄にしない」「自分が必要な分だけ持つ」それでいいと思う。


だから、今回のクラフトはドキドキした。ソイ=大豆。誰かが農家さんが作っているわけで。無駄にしないようにしよう。うん、それを目標にしよう。


機関紙には140ml瓶に80gのソイワックスという分量。私の瓶の大きさは色々。50ml~150mlくらい。色のグラデーションを付ける場合、少量ずつ作って、入れて、固めてを繰り返すんだが、その目安が無いぞ。さぁどうしようかね。


さあ、溶かそう

〇gで〇ccという目安が無いので、最初適当に空き瓶にワックスを入れて溶かした。

<溶かす際の注意>

湯煎の鍋が小さいと割りばし引っかかる。鍋の直系が、割りばしの長さより小さいとひっかかる。色々な理由から、ビーカーでソイワックス溶かしてから流し込むのが良い。

<芯に関して>

木の芯は溶けた後でも、置けるから便利。・・・ちゃんと火が付けば。

紐は、割りばしで支える必要がある。

28gで30㏄の液体のソイワックス

メーカーによって、違いがあると思うので、保証はしませんが、今回の私の目安はこれです。

30㏄ずつ、色を付けて瓶に入れて固めて、また入れてを繰り返しました。写真のは「黄色」を入れてたので、黄色が強く出ています。


色のグラデーション付けたい


赤は、オレンジっぽくなった。(量は少な目。たくさん入れたら赤とか、ピンクになるのかな。



赤+青=紫?と思ったけど、まさかの緑の液体・・・からの、固まるとミルキーな水色。(下から二番目)こうなったら、色々やろうと思って、コスメの原料などを入れて色付けしてみた。

↑紫。凄い紫。粉粉がビーカーの底に残る。もう、これは気にしない。


とりあえず、出来た。木の芯、紐の芯。さあ!燃やそう。火を付けよう。・・・・ところが、木の芯の燃焼が悪い。紐のは大丈夫。

結論から言えば木の芯は消えてしまう。溶けたロウの液だまりも大きくなって、これが原因か?と思った。でも、もう一度全部溶かして、直径を大きくしても、消える。木の芯は消える可能性が高そうなのも、調べたら分かった。

どうしてこんな、残念なものが出回るんだ!と、若干イラ・・・・。私が少数派なのか?

↑木の芯は、消えるんだよ。よく燃えているのは、紐の芯。



再び湯煎。作り直し。せっかく4段のグラデーションしましたが、このままでは何にも使えないので仕方ありません。



紅茶などの空き缶に、紐と、懲りずに木の芯と、ふたつに分けてみました。色は、ラベンダー色。かわいい。これだけが救い。


結論から言えば、木の芯はやっぱり燃えませんでした。紐は燃えます。


ところでアロマ(精油)はどうなった

一番下の段のには精油を入れた。うれしげにブレンドした。でも、ワックスを測ったり、溶かしたり、固めたり、。火が消えたり・・・・作り直したり・・・・もう、もはや香りにこだわるのは、ちゃんと「ろうそく」として燃えたり、見た目の色がちゃんと思うように出たりしてからだ。と、途中で香りは諦めた。


だから、匂いは付いていない。

 
アロマクラフトをごみにしない為に

使うのを忘れてほこりを被った。でも、捨てるのもったいないから置いておくという、陰の気を発するものにしないでください。


時々見直して、作ったものが良くないものになっていたら、自分の責任で燃えるゴミで(たぶんほぼ燃えるゴミになるはず)ちゃんと最後のお仕舞まで責任もってお仕舞にして欲しい。自然は、なんでも許してくれます。



自然派の人=何となく埃っぽい。などと思われたくないの。そうして、次は「私はこういうの使わないんだな」と、覚えて活かしてくれたらいいわけ。ちゃんと、必要なものを必要な分だけ、そういうものを自分で選べる人になって欲しいのね。自然と一緒にいるとそういうのも教えてくれるんだよ?


例えば私はアロマワックスバーを作らない。自分は、ドライフラワーを並べるセンスが無いし、そういうの飾らないから。そしてその日、その季節、その天気で香りを変えたいし。同じ香りを発するものは置かない。(決してワックスバーを否定しているわけでは無い。ただ、ワックスバーは、終わって溶かして、茶こしでこし、芯を立てればキャンドルになる事は知っておいて損はないと思う)


言いたいのは、これらは全て次に自分が何かを買う時や作る時、伝える時の経験やコツになるわけ。キャンドルを紹介する人を否定をするのではなく、「私は選ばない」という経験を自分に積み重ねた、ただそれだけ。



ホント今回は大変だった。今回てんやわんやして、キャンドルを作ってみたら、レシピ通りなのに、火がつかない。

木の芯の選び方が悪かったのか、入れた顔料が悪かったのか、他にコツがあるのか?それなら、どうして機関誌はそれを伝えないのか?(くれぐれも、機関紙を非難しているわけではない。きっと、試作を何度もしているはずだから)こんな色んな事を思った。



試作をする中で、色々考えて、自分が良いと思うか、何を誰につたえるのかを考える。

今回のは、私の失敗を公表して、みんなが作る時のたたき台にしてもらって、またみんなが作った時にどうなるかをシェアできたらと思う。


さ、5月。勉強会が始まる。みんなは、何を選ぶかな?木の芯は果たしてつく人がいるか?楽しみだ。



 
後日談 #1

■私の決めたと


  • 作るなら紐の芯

  • 色や香りは付けない

  • もしも香りを付けるなら、精油を大量に入れるので、もう精油ボックスから引こうかな?と思うものの中からブレンドをしよう。

  • キャンドルクラフトは、やってもいい。


■受講生さんからの有難いご意見

  • 木の芯にワックスをしみこませると火が付く。実際そうやって作っていた。だからなぜ、高嶋さんの火が付かないのか・・・不思議。

  • 香りを、虫よけ用のブレンドにして(シトロネラ中心)、キャンプに持って行き、ついでに花火に使う。普通のろうそくより安定して立つし、瓶に入っているから、風で炎が消えない。

  • 色は、顔料の入ったロウをたくさん入れるとしっかり色がつく

  • シンプルに作って、防災用品に入れて置く。香りは、もし嫌な人がいたら困るから入れない。


 

後日談#2


木の芯にワックス(ロウ)をしみこませたら?と言われたのでやってみた。どのくらいで「しみこんだ」と言うのか?目安が分からないので、湯煎しながらしばらくつけて置いたよ。



その木の芯を使って、もう一度キャンドルを作る。木の芯は良く燃えるよ。



燃えて、キャンドルにたどり着いたら、消えたので、もう一度火を付けてみたけど・・・消える。



火を付けても消えちゃうの。

この実験をしているサイトも見つけた。探せば必ず見つかるはず。で、結論から言えば「消える」わけ。ソイじゃなくて、パラフィンワックスだと燃えるかもしれない。

でも、もうこれでおしまいにします。


私の結論は、ソイワックスキャンドルなら、紐の芯で、精油を入れずに、空いた紅茶缶、可愛い瓶を使って作るという事です。



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