今回のセミナーは主人が経営している塾の、保護者の方に案内しているセミナー。ソニー生命の方にも、これからのお金の準備の仕方についてお話していただきます。90分でどれだけの事を話すのかは分からないけれど、ぜひ聞いて欲しい。(保険の勧誘はしません)
子供らが18歳になる前に受験費用(受験代、3週間の親子のホテル滞在費)、大学卒業までの学校費用、一人暮らし費用、引越し、諸々のチャレンジ資金をひとりで貯めた夫と、
子供らの年金計画、私ら夫婦の老後の計画について助言や最新の情報をくれているアドバイザー
二人によるお金についての勉強会
ウチの夫の仕事のメインは、全国の学習塾のコンサルティング。塾の方はサブなので、ネット検索でしか出てこないし、看板も出していない。電話もなく、メールでの問い合わせのみ。
日にち:12/12(日)10:00-11:30
参加費:無料
場所:高松駅近く
(参加者に連絡します。公共の会議室利用。)
申し込み:DM、LINE、メッセンジャー、メール、HPの問い合わせフォーム
なぜ、子供に資産を残す話?
資産どころか今の生活が、もはやツライ。そんな方こそ聴いて欲しい。
今までどうにかやってきたとして、子供が大きくなればなるほど、もっと大きなお金が動く。そしてお金のことで色んな予定が変わる。選択肢が変わる。生々しく子供に実情を伝える日が必ずくる。下手すれば老後の自分の心配も合わせて伝える事になる。
お金が全てではないけれど、親にお金が無いからさせてやれないという状況は本当につらい。私もそういう事があった。スイミングも、ピアノも、お金が無いから習わせられなかった。(当時は千葉から引っ越して来て、地元の塾でサラリーマンだったんけど、塾の先生すごいねって言われても地元で有名な塾に働いているだけで、皆が納めている高い月謝が丸っと家に来るわけではない。※くれぐれも塾はとてもいい人ばかりの塾でした。いい会社と、良い給料は、比例はしない。)
旦那様の年金や退職金が、すでに得られる保証があるなら、どうぞどうぞ、安心して楽しんで暮らせばいい。でも、そのお金がもし子供や孫の補助に回るかもしれないなら、今手元にお金があるうちに(余裕があるうちに)、子供の老後まで見据え備えておくのが良いと思う。
子供に今、何千万もお金を準備しておいてあげる事は無理でも、(そもそもそんなお金の渡し方、違うと思うし)、今からお金をどうにかしなきゃ(;´・ω・)の人も、お金の準備の仕方や税金の仕組み、年金の見通しを、学んで子供に伝えてあげる事は出来る。そして自分らの未来も含めて子供と一緒に考えていくことも出来る。
むしろその方が、「子供がお金の話なんてするな」なんて言って、将来をごまかすよりずっと良いのかもしれない。「何も知らないとこんなことになってしまう。だから君たちも、今から準備しないといけないよ、調べておくのがいいよ」、と正直に伝える・・・これも子供に残す「情報的資産」だと思う。
現在、親(実家)からの補助を受けて生活が成り立っている場合もそう。補助があると喜んでいる場合ではない。親が倒れる前に、今あるお金をどうやって後の生活に備えようと調べて動き始めなければ、きっと一緒に倒れてしまうのではないか?と思う。
山があるから、土地があるから、は私にしたら羨ましいとは思わない。うわ~~大変そう~~と思う。(160坪の畑ですら、この夏大変だったから。)
サラリーマンが終わった後、親が死んだあと、どうやって暮らしていけばいいのか、時間があるうちに調べて心の準備した方が良い。
親は、資産として子供に何を残せるのかを考える。経験なのか、知識や情報なのか、愛情なのか、お金なのか。どれでもいいと思う。全部がもちろんいいけど。
もし自分(親)が、苦労してお金を備えた経験があれば、この貯め方は良かった、良くなかった、を自信を持って子供に言える。お金が無くても、もちろん知識や愛情でもいいと思う。今からでも遅くないから「資産て何」「私は何を子供に残せるのか」を考えた方が良い。
地方からの受験。受験校の選択は、受験にかかる費用をどこまで払えるかどうかだと思う。
子供が高校受験の時に、知ったのは「受験校の決定は、子供の夢でも偏差値でもなく、親の財力や価値観、経験値」と言う事。(くどいけど、もちろんそれが全てじゃない)
公務員、正社員、関係なく奨学金を借りる人があまりに多くて、それが当たり前になっている。ウチは社会的には零細企業(笑)。でも奨学金の話を、したことはなかった。だから子供も「奨学金の説明会って、聞きに行かなくてもいいんだよね?」って確認してきた。そのくらい、今奨学金が当たり前になっているんだと思った。当たり前・・・?いや、当たり前にしたらダメだよ。その前に出来たことがあっただろうに。起業の夢を語り合ったランチ会、ブランドの財布、立派な車、毎日飲むビール・・・本当にその選択は正しかったのか。必要だったのか?18年で、なにか事は出来なかったのか?
そして、以下は私がその時(娘が高校生の時に)感じた事。
学資保険をコツコツ積み立てたような金額では地方から首都圏への大学受験は乗り切るのは難しい。どこを諦めるかという選択を迫る事になる。(ウチはしなくて済んだけど。)
受験をしながら、一人暮らしの家探し。子供にとってはウキウキの作業のはずなのに、これも、親の財力によってツライ話し合いになる可能性がある。(ウチは安全と時間、経験をお金で買う選択をした)
お金の貯め方(備え方)について、昔とは違うことを知っておかないと、子供の代では、もっとすごい差が出てくる。お金についての知識をつけるだけで、たとえ親はお金で苦労しても、子供に負の連鎖はしない。
国や自治体の補助などに頼るのを前提に予定を立てた場合、ドキドキしながら自分が条件にあてはまるのかを調べ、「ああ、対象になった、外れた」と、振り回され、お金のストレスでイラついたり、不安になったり、喧嘩になる可能性がある。
何をするにも、結局お金をどれだけ準備出来るかで、運命すら変わる。最悪、奨学金という借金を負わせる可能性が高くなる。それを避けるにはいろんな学び方がある事も知っておくのがいい。夜間、リモート、働きながら学んだり、お金を貯める事が子供でも出来る。親を頼らない方法がいくらでもある。
ちなみに、ウチの受験の時、人と話をするのはとても困った。自慢話かよ!になるから割愛する。
ああ、私もこんな親に育てられたかったよ。などと思いながら夫を見ていたし、ああ、そういう考え方があるのかをたくさん教わった。
今思えば、ネガティブどころか腹をくくってやれば、自営はメリットしかないと思う。会社経営がすごいとか大変とか、そんなことどうでもいいレベルで、色んな経験をしたよ。これはまた別の記事に書こうと思う。
知らないとどうなるか(途中までの我が家)
ウチは、夫が子供が小学生の時にサラリーマン半分、自営半分。数年でオール自営。その間に税金や年金、健康保険、今後どうすればいいか相当勉強した。今でもずっと調べている。夫が。
子供が小さいうち(夫=完全サラリーマン時代)は、贅沢しなければどうにかなった。子供にも、どうとでも言えた。実際に”なんだかんだとこじつけて”は、やりたいことを諦めさせた。ただ、途中で気付く。「こんなことしていても、お金が、足りない日が必ず来る。」どうにかなってくれと思いながら、すでにお金が足りない月もあった。裕福層に見える人がうらやましかった。(これも後に、”裕福そうに見えていただけ”と分かるんだが。ホント、妬み嫉みって無意味。)
スポ少も、遠征とかウエアもたかが知れている。塾も然り。たかが知れている。だけど、勝てとか、強くなれとか、いい点とれ、とか(小さい事)言っている間に大きくなって、気付けばケタ違いにお金がかかるようになっている。そして、いい点が取れるのに、強くなったのに、実は経済のせいで今度は「諦めて」とか言うようになる。
さらに子供が小さい時はお財布と相談して探していた洋服も持ち物も、みんなと同じものが欲しくなり、行きたい場所は遠くになり、やりたい夢も大きくなる。もちろん全部叶えてやりたいのに、相変わらず”なんだかんだとこじつけて”諦めさせる。でも、子供にはどんどんお金がかかる。
もう、勝ち負けとか、いい点取れとか言っている場合じゃない。とにかくどんどんお金が必要になるのだ。(なんだかんだ言って諦めさせるための言い訳の言葉。あれは一体何だったんだ。もっと温かい時間、優しい時間を過ごせばよかったという後悔は、今でもある。)
ココで、くれぐれも注意なのだが・・・お金が無い事は悪いと言っているわけではない。身の回りであるもので足らす工夫をし、その中で幸せを感じる事は十分可能。ただ、その時に、大事なのはきちんと今の経済状態を正直に説明をすること。その時こそ、お金が全てではなく、生きている事が大事、笑える事が大事。幸せは身近にある事を伝える期間なんだと思う。その家、その家のお金や物事の価値観をきちんと伝える事が必要。
子供がせっかく教えてくれた希望に対してすぐには叶えてやれない事を伝える際も、お金がないから「はい、終わり」じゃなくて、遠くに行きたいなら、どうやったら行けるか調べたり、どうにか安く買える方法を探したり。不便を楽む事を一緒に考える。節約よりもいっそ頑張って働いてみるのも手かもしれないと考えてみたり、今の世の中、やりたいと願えば、大概の事は叶うと伝えて欲しい。(働いてお金を得て欲しいものを手に入れるという事の大事さ、お金がなくても手に入れられる方法・・・例えばクラウドファンディングとか・・・がある事を、なるべく早くから伝えるべきだと思う。社会の仕組み、勉強の必要性を考えるようになる。)
さらに親が妙な事にお金を使っていない事、子供と楽しい時間を過ごしている事は大前提。テレビにかじりつき、スマホを見、ゲームをして、子供と向き合わないというのは論外。(これも、親も何度も失敗しても大丈夫。でも、大人なら同じ失敗はしない。学習する。「ああ、このお金の使い方、時間の使い方は違ったな」と気付くのは大事。ただ、これも親自身が持つ潜在意識とも関係があるので、話が長くなるので割愛。)
話しを戻そう。
中学生、高校生は、もうプレ社会人。お金の話しを、早めにきちんとした方が良い。親も腹をくくって勉強した方が良い。
家庭の財政と、自分たちの老後、さらに子供の将来と老後を、生々しく突きつけられるのは大学受験。さんざん勉強は?宿題は?テストの点は?と言ってきておきながら、実際大学で学びたいという夢を語りだしたら「ウチはお金がないからそれは諦めて」と、急に言わなければいけなくなる。(事がある)
さらに受験と同時に考えないといけないのは、何処にどんな家に住むのかと言うこと。また、大学生になって時間と夢と体力があって、お金が無い場合にどうやってお金を作るのかと言うこと。どんなことに価値を感じ、幸せを感じるのか。それはどうや見つけていくのか。すべて「お金と自分の価値観」で判断しないとけない事が次々とやって来る。
ここまでくると、気付けばもう子供だった我が子は、もうすぐ社会人=大人=親になる可能性すら出てくる。私のサロンに来る中学生には言うけど、大人なんて、親なんて、とか言っているうちにすぐにこっち側(大人側)になる。子供の立場で文句を言っている暇はない。疲れている時は休んで、動ける様になったらどんどん質問をして。話をして。考えて。何が違和感?何がイヤ?って。
親と話が出来ないなら、「この人なら」と思う人を見つけて相談するのがいい。私で良ければいつでも相談に乗る。一緒に調べる。そして弱っている時に近づく「悪い大人」に引っかからない目も持たないといけない。私がそうかどうか、どうか見極めてと伝える。
進路=お金 どれだけ準備が出来るのかは、早めに伝えておくのが良いと思う。子供も、親に伝えておくのがいい。親として子供の選択に反対したくなったら、それはお金が無くて反対なのか、情報の無さからくる不安で反対なのかのどちらか考えてから伝えて。親は基本的には子供を応援したいと思っているはず。お互いすり合わせて、大学受験までに打てる手立てをみんなで考えればいい。
(くれぐれも、人生大事なのは大学受験じゃないからね。こういう大きな決断をするときに必要なのがお金と話し合いが出来る関係性って事を言いたいんだからね。)
お金について話す前に、そもそもの家族関係がどうなのかが大事。家族というチームで計画を進める事になるから。
お金を備えるに関しては、夫婦の話し合いは必要。お互い何に価値を感じるか話しをすること。それは「改めて」じゃなくて、いろんなきっかけで価値観の確認はできると思う。
そして、子供に「買ってやってる」「誰のおかげで」などと、偉そうに言わない事。思わない事。いや、そんな事思っている時点でちょっと違うよね。
子供は働けない。働くための準備をしている段階。すぐにその立場なんて逆転する。20年後、30年後、自分の家族がどういうカタチになっていて欲しいかを想像すれば、そんな言葉は出てこない。
自分のチカラを確認したいのか、、満足したくて偉そうにするのか、、、弱い立場の者を押さえつけて偉そうにしている人を見ると悲しくなる。マウントを取る話し方をする人も一緒にいて悲しくなる。ああ、この人「羨ましい」って思う事多いんだろうな、って。
とにかくね、SNSにどんなに幸せそうに写真を上げて「いいね」貰っても、人との話しでマウントを取っても、人に見えない部分に満足を感じていなければ、安心した幸せを感じるのは難しい。
これは、起業もそうだと思う。見えてないところでも楽しめていて、それが日常として実践できているかどうか。家族もそれで幸せになれているかどうか。人生を線として、今のつらさをホリスティックに物事を見て、今の自分のお金の使い方や時間の使い方をちゃんと考えると、ツラい事も点々に粒々に見えてくるよ。
今回の勉強会は、その一つのきっかけになると思う。
ご参加を、ぜひ。
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