【例えば歴史】
精油の勉強に、歴史??
って、検定試験の人もオリジナル講座の人も思うかもしれない。
事実自分も、テストの時はそう思った。(暗記が面倒だったから。なんで、精油にヒポクラテス~~?って思っていた。)
だけど、大好きなエジプト展、美術館、各地にある博物館・・・なんで好きなのか、何かに精通しているわけではないけれど、なんでこんなに好きなのか・・・と考えると、どれも「自然の利用」「生物、植物」が共通していて、「色の原料(素材)、その芸術や、誰かに対する想い、生きる」に通じている。
・ミイラづくりの材料
・絵の具の材料
・書かれている絵の中身
・土地土地の、石や木、そこから作り出されるもの
・化石とか、虫、動物
・遺跡
・修道院とその生活
歴史が関係するんですよ、全部。戦の時も、みんな風や山、土地の特徴を読んで作戦を立てる。誰かがなくなったりすると、その人を想い、ケガをすれば傷を植物で癒し、後にそこに医療が発生する。
ヒポクラテスも、ガットフォゼも、暗記して覚えるのも大事だけど、その前に楽しめる内容がたくさんあるんだよね。
”農業文明民族王国帝国戦争革命宗教
貿易交易医療疫病芸術航海発明”
色んな出来事が何千年、何万年て中で起きていて、今だけの時間で、歴史の一部だけ暗記して何かを済まそうってのが既に無理なんだ。
だから、歴史の「テストに出る」ところは、暗記。ひたすら暗記。
そして、今後自然療法を取り入れたいな、とか誰かに伝えたいな、という為にハーブやアロマ、他の自然療法関係をしているなら、必ず歴史は勉強しておくのがいいと思う。
そんな気持ちで、ミイラの話や色んな本を紹介して「こんな風に役に立てるといいよ」を伝えています。
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今回の歴史の講座では「ミイラの話」をしている時、生徒さんが持ってきてくださった『エジプト香油』の話題になり・・・クンクンと香りを嗅いでみると、動物性の香料の可能もありそうで
そこからアンバーや麝香などの話しに広がり動物性の香料を、自分はどう思うか。
動物から取り出すという残酷なイメージだけでなくて、やっぱり色々調べて理由を持って自分にとってのYES or NOを決める大事さだよね…と。
そして、地球の話から本日の実習のクレイのへ
クレイの色にももちろん意味があって同じ色でも、種類でも、協会や本、サイトによって色んな使い方しているのは調べればわかる事。
じゃあ自分は、「○○な状態の時に、どうしたいか」を決める時にどうすれば良いかを伝えて実習
クレイを学びたいならこんな切り口もあるよ!を説明
そしてクレイは、コスメや石鹸の色付けにも役に立つよね話から、お子さんがおませさんだそうで😍 ママのコスメを使う話しになり、
急遽延長でアイシャドー作りを…
グリセリン、ホホバ
マイカ、青いアースピグメント
などを混ぜて作成
なかなか細かい軽量になります(笑)
だから算数が必要で、成分の事を考えると、化学も必要だねって話しです。
(これ、子供たちにさせたら、算数や理科の勉強になりそうなんだけどなぁ。)
ここでは、もうこの生徒さんは、
◇ホホバオイルのクリアか未精製の迷いもなく
◇「テクスチャの調整にグリセリン」を、理由をつけて選ぶ事も出来る様になっており
今までの講座を受けてちゃんと出来る様になっている事を確認できました。
彼女はあと1回で終わりのこの講座
次回は・・・
◇トリートメント🙌
◇精油は抗菌系精油
◇座学は「どれを使おうかな」と迷った時の選び方のまとめ。香りか、成分か、誰にどんな目的で使うにか?など、これからも使えるような考え方の方法をまとめの勉強として締めたいと思います。
◇そしてコスメの続きを・・・「グロス」を作成します。
この生徒さんは、
・ブラッシュアップ勉強会への参加
・トリートメントを受けに来られ
他にも
・キャンドルづくり
・アロマクラフト
・アーユルヴェーダ
など、様々な事に興味を持たれて実践されており、普段からご自身でもお勉強されているので、質問やリクエストもとても具体的です。
私が受講生さんに良くいうセリフ「言ったもん勝ちですよ。この時間と内容を買ったんだから、時間単価安くするためには質問をたくさんしてね。」生々しい言い方かもしれないけど、いつも思うのは「塾でも、お稽古でも、その料金が安いか高いかは、自分でも決められるよ」という事。提供する方は、「参加者の皆さん同じ内容で、事前のアナウンス通りの商品を提供」しますが、これは嘘が無いようにちゃんと提供するのが大事。(ここで、皆さんの思ったより高かった、安かったが発生するんだよね。)
それをさらに「ああ、本当に受けてよかった、思ったより安かったな」と思って頂くために、受講者の方のリクエストや、興味ににいかに応じられる様にしておくか。これ、相手が黙っていればそれで終わりだし、「ああ、興味のツボを押せなかったかなぁ」とそれはそれで、反省しています(ノД`)・゜・。
質問しやすい雰囲気を作るのもスキルの一つだと思うんです。
相手に興味が無い部分を、こっちが得意だからって説明してもつまらないだけでしょう。だから、受講者の方の興味があるところで、アロマや自然とつながりがあるところを時間の許す限り作ったり調べたりします。時には「酸素が無くても生きられるバクテリアの話し」になったり「お寺や神社の話し」「平賀源内の発明、薬草の話し」になったりもします。
こんな事はできませんか?これはどういう意味ですか?こんな情報を得たのですが、どう思われますか?など、なんでも聞いてください。高嶋のスキルで大丈夫か?試す感じになるかな?などと、どうぞ気にして質問を躊躇しませんように。もし、知らない事であれば、調べて考えて、答えではなく見解を伝えます。決して「うわ、難しい事、苦手な分野を聞かれた」と思ったりはしません。自分のスキルなんて、世界レベルで考えたら、爪のほんの先っちょの部分程度と知っています。質問されることによって、スキルも磨けるので質問大歓迎です。
さ、この後にもブラッシュアップできるように、何かを考えていきたいと思います。どうぞ、たくさんの方に興味を持ってお越しいただけたらと思います。
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